サルに生まれたオンナの日常。

人生ってすばらしい。

【日記】10月5日 〜今日の日がいつか小説になる〜

明け方、夢を見ました。

赤ちゃんを抱いていました。おそらく生まれたばかり。でも、その赤ちゃんよりももっと大きなもの子がわたしにしがみつこうとしていました。ふたりの子どもの体温はとても熱くて目が覚めました。6時34分。

 

台風の影響で窓がガタガタと音を立てていました。「今日は1日家にいるのかなぁ」そう思いながら二度寝に入りました。

 

10時起床。寝室の窓の音は変わりませんでした。さすがにそろそろ起きなければと、リビングにヨタヨタ行きました。窓の外は…快晴。え、どゆこと?「雨、ふってないんよ」と母。

 

福岡はいつもそう。台風の進路に入っているのにほとんどそれます。「え、それなら出かけられるやん!」今日は猿田彦神社で五回目の庚申祭の日。申年の娘を授かった日から、より一層サルに敬意を持っているんです。

 

「だめよ、風で看板とか飛んできたら危ないやん」はい…。仕方ない。予定通り、東野圭吾さんの最新作を読む日にします。

 

 

祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)

祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)

 

 

 

 どうしてこんなに絡みあった物語なのに、読者を飽きさせずに書けるんでしょう。気づけば12時30分。トイレ休憩。あれ?なんかヘン。気のせい?どっち?今朝の夢を思い出しました。まさかね。

 

もぞもぞしているわたしに気づいた母が「どうしたん?」「なんかいつもと違うような気がするけど、まだわからん」変だと感じた理由を説明しました。「もう一回おなじことになったら病院に電話しよう」「うん」

 

15時。東野さんの小説はいよいよクライマックスに入っていました。窓の外は快晴です。風もおさまっていました。「行ってみる?」と母。「うん、行きたい」変な感じはあれからおきていませんでした。

 

自宅から歩くこと20分。目的地へ到着しました。途中、自転車につぶされた銀杏の実がたくさん落ちていました。あの香りが靴底に染みないように歩きました。

 

神社では7、8人ほどがお参りしていました。「人が少なくてよかった」おさい銭を入れて、5つある鈴のうち、いちばん大きなものを振りました。けれど、なかなか音が鳴りません。母が笑いながらいっしょに振ってくれました。カラカラと音が鳴り、これだけで願いが叶ったような気がしました。

 

古いお守りを返し、商店街を歩きました。途中、自転車や車にいつも以上に気をつける母が疲れやしないかと心配でした。スーパーですこし買い物をして、自転車の少ない住宅街を抜けて帰りました。時計をみると17時15分でした。

 

21時30分。おふろも夕飯も終え、テレビを見ていました。いつも通り、夕飯を終えた旦那さんからテレビ電話がきました。外にでて動けたことを報告しました。何もしていない日は、報告しづらいので胸を張って伝えました。

 

「どう?赤ちゃんは下りてきた?」旦那さんは週末の三連休で産まれてくることを期待しています。「まだだよ。だって予定日まで10日もあるやん」これ以上、赤ちゃんと自分にもにプレッシャーをかけたくないので、そう言いました。誰もいない家から電話している彼は「そうやね」とちょっとさみしそうでした。「指折り数えてたのしみに待っててね。いつかはかならず出てくるんやから」と励ましました。

 

30分後、いつも通り「おやすみなさい。またあしたね」と手を振って電話を切りました。また、あした。そう言えることは、幸せなことだと思います。23時15分。テレビを見終わった母にも「おやすみ。またあした」と言いました。

 

 

 

 

東野圭吾さんの小説は、散歩から帰ってきてすぐに最後まで一気に読みました。どうして彼の小説はこんなに続きが気になるのでしょう。登場人物の気持ちや行動が目に浮かんできます。どの人の気持ちもわかる。じぶんがその人だったら、同じようにしただろうな、と思います。

 

赤ちゃんはいま、どんな気持ちでいるのでしょう。いつにしようかな、と迷っているの?それとももう決めているの?おなかがゆっくりと波打ちました。今朝見た夢は、何かのメッセージ?それとも気のせい?

 

事実は小説よりも奇なり。これは誰が言ったんでしょうね。取りたてることのない今日のこの日が、未来に起こる何かの伏線と考えれば、みんなの毎日もいつかは小説になり得るのだと思うのでした。

 

 

 

 

 

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