サルに生まれた女の日常。

人生ってすばらしい。

半径5メートルの野望は、なんですか?

ぜひ、この本を読んでみてください。
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最近買った本の中で、一気にすべて読み終えたのは、この本だけ。恥ずかしながら、村上春樹さんの本も、気になって読み始めた羽生善治さんの本も途中でとまっている。けれど、この本は止まらなかった。


アラフォーおばさんだって傷つきたくない

自己啓発系の本は好きでたくさん持ってる。だから今回も知ってはいたけれど、買わなくてもいいかななんて、そ知らぬそぶりで過ごしていた。なぜかって、傷つきたくないから。アラフォーになったって、おばさんになったって、普段はヘラヘラ開き直ってるように見えても、ほんとは傷つきたくない。だから「野望」だなんて、しかも「半径5メートル」なんて見たら、「すぐそこにあるわたしのちっぽけな夢」に気づいちゃうじゃん。だからコワかった。
 

それでも買ってしまうのは・・・。

けれど、やっぱり気になっていた。ピンクとグレーの女子好みの表紙。タイトル。野望。林真理子さんのご推薦。ねたましいキモチと読みたい気持ちが、いったりきたり。でもついに本屋に行ってしまった。

行ってしまっても、強がるわたしはまだ悪あがき。そうだ、あの本が読みたかったんだ、なんて、別のコーナーに行くんだから。その本も気になっていたことに変わりはないんだけど、やっぱり買う気は起こらず。もう観念するしかない。本屋の検索システムの前に立つ。ふー。「ハンケイゴ」で検索。ヒット!5階建ての本屋さんの1階。すぐそばにある。(最初から行けばよかったのに)女性向けライトエッセイコーナー。さすが平日の夕方でも、数名の女性たちが棚の前を占領。みんな目を凝らして本を探している。みんなここに何を見つけに来たんだろう。つま先立ちで、首を伸ばす。前にいる女性がちょっとスキマを作ってくれた。すかさず入る。
 
約20冊の本が並ぶ棚が6段。それが2列。約240冊。たくさんの本が1冊ずつ並んでいる。えーーーっと、えーーーっと。探す。えーーーーっと。あれ?ない?うそ?もう一度上から・・・ない。ないーーーーー!!???うそーーーー。ここ京都の繁華街で2番目くらいに大きな本屋だよ?
 
店員さんを呼ぼうと振り返る。すると、右側にもそれらしき棚がある。そこにあった!(女性向けライトエッセイコーナーはL字型だった。わかりにくーーい!)すぐに見つけて、すかさず手に取る。だって、他の人に取られたらイヤだもん。

ぱらぱらめくる。
 
「天才じゃない」という理由だけで
夢を諦めたくない。
夢はもっと自分本位でいい。
幸せになることが一番の仕返し。
 
次から次にドキドキする言葉たち。
はい、もう買うしかない。

 

普通でいいんだって思えた。

この本には、すべてのページに「喝!」が入ってる。なにちんたらしとんじゃい!さっさと重い腰上げてやってみんかい!(わたしなりの言葉でいうとこんな感じで)

 

そして、こう思った。

 

あー、なんとなく手に取るのをためらってたのは、昔のこんな気持ちを思い出すのがこわかったんだなって。

 

一番になりたい。こんな人になりたい。お金持ちになりたい。かわいくなりたい。モテたい。注目されたい。認められたい。飛び出したい。もっとうまくなりたい。あの洋服が着たい。あのお店に行きたい。あの映画が見たい。あのバーに行ってあのカクテルが飲みたい。おしゃれに見られたい。黙っていても誰かに見られてたい。足が細くなりたい。食べても太らない体になりたい・・・・・たい・・・・したい・・・・なりたい・・・・!!!


これって、みんなが普通に思う欲望だよね?それをなんか恥ずかしいって隠そうとしなくていい。その小さな欲望を少しずつでいいから、叶えていけばいい。夢は大きくなくたっていい。普通でいい。その小さな夢を叶え続けていたら、どんどんおおきな人間になっていく。最初から、どかーんと大きな人なんていない。

これは、ライトエッセイなんかじゃない。重いわ〜。


これは実際にあった話。自分には関係ない、なんて思えない。

小さな頃には、たっくさんの欲望があったはずなのに、いつの間にか消えてなくなってる。そして今の私は?昔思い描いていた自分?ちがうよね?満足してないわけじゃない。たくさんの人に支えられて今ここにいる。そうすることを選んできた。だから言い訳はしない。

でも、あの小さな気持ちは?どこに行ったの?なくなったの?


ううん。なくなってない。ずっとそこにある。だから、出していいんだよ。大丈夫。わたしだってこんな気持ちでやってきたから。


と、実体験にもとづいてわたしたちの背中を押してくれる本。

 

ぜひ、読んでみてください。


あなたの半径5メートルの野望は、なんですか?


はあちゅう著 半径5メートルの野望

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半径5メートルの野望